まいど!愚蛤庵主人です。
「親ガチャ」という言葉が一時流行って、いろいろと取り沙汰されたことがありました。
子どもにとって、親は選べない。自分の人生については、まず「親(生まれた環境)」でかなりの部分が決定づけられてしまう、ということを皮肉った表現です。
その事実をどう受け取るかは、もちろん人それぞれなんですが、経済の発展の伸びが素晴らしく鈍り、経済の格差がかつてないレベルで拡大している昨今ですから、裕福で賢い両親のもとに生まれるか、貧乏であまり賢くない両親のもとに生まれるかは、子どもにとっては切実な問題なのかもしれません。
出自を嘆く子どもの気持ちを推し量ることなく、一方的に「親に対して失礼だ!けしからん!」とどやしつけるのはいかがなものかと思ったりもしますし、一方で、子どもに嘆かれる親の気持ちも(ぼくんとこも決して恵まれた家ではないので)わかります。
じつに「生まれ」はどうしようもないんです。ただ、人生はそれだけで全てが決まるわけじゃない、自分で決められることのほうが圧倒的に多いというのも事実。
親ガチャに限らず、生まれたときから、人は多くの制約の中で生きているので、その中でどうにかしていくしかないのが人生でもあるよなぁ、と思います。
「望ましい環境」なんていうのも、結局のところないですしね。
どんなとこにも希望はあると思いましょう。子どもには希望を与えたいし。がんばります。
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で、今回はこの方を描きましたよ。
愛子内親王殿下。(クリックでびよ~ん!)
ティアラが話題になってましたが、絵の性質上、緻密には描けないのです(泣)
このたびは、ご成人おめでとうございます。
愛子さまは、「親ガチャ」という言葉をどのように受け止めるんでしょうね??
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精進を重ねてゆきます。
では、またいずれ。愚蛤庵主人でした。
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