まいど!愚蛤庵主人です。
日増しに暑くなってきました。
そんななか、こんな日にかぎって、13キロほど、歩いたり走ったりしてきたもので、身体はバキバキ、とちゅう塩タブレットをなめてなかったら絶対に熱中症になってました。大変な1日でした。
それでも、日中はほとんど引きこもってますけどもね(笑)
じつは、今回載っけるのは、今日描いたものではなくて、その2、3日前に描いてたものです。
載せ忘れてたので、忘れないうちに載っけてしまおうということで。
では、連投になりますが。
ひとつめ。ディジー・ギャレスピー。(クリックでびよーん!)
本来、トランペットって、こんなにほっぺた膨らませる吹き方って、いい吹き方じゃないんですってね。以前、だれかから聞きました。
日野皓正さんという、ジャズトランペッターがおりますが、きっと彼は、この吹き方に影響を受けてるんじゃないかと、勝手に推測しています。
彼のこの吹き方、メガネのかけ方、そしてトランペットの形、どれもエキセントリックで、えらく派手です。そして、演奏はクールでかっこいい。
なんでこういうことをしてたかっていうのは、なんとなく説明がつきます。
ジャズって、今でこそひとつの音楽ジャンルとして成立してますが、昔は場末のクラブみたいなところで行われてた、下卑た黒人の出し物のひとつにすぎなかったんです。
ですから、彼は、かっこいい演奏を音楽として聴かせる以前に、ショーマンとして目立つ必要があったんじゃないでしょうか。まず聴衆の目を引いて、音楽にむりやり引きずり込んでいくパターンがどうしても不可欠だったと。こう考えるのは、けっして不自然ではないと思います。
こんなころ、白人がジャズをやるなんてもってのほか。白人がジャズに登場するのは、それからずっと後の、マイルス・デイヴィスの時代にまで待たなければなりませんでした。そんなころになって、やっとビル・エヴァンスというピアニストが現れました。
今でも、ジャズをやるひと、聴く人って、なんか特殊なかんじで見られがちですけど、とても複雑な成り立ちと経緯をたどった音楽なので、なかなか市民権がえられないのも、これまた納得はできます。
んで、次。
デッサンです。「ヘッドフォン」(クリックでびよーん!)
これ、実は、一回しくじって、二度目のチャレンジのもの。
写真の模写とは違って、デッサンとなると、描きかたもちがってきます。
なにしろ、対象物こそ動きませんが、実物を見て、紙に目を移して、もっぺん実物を見ると、アングルが違って見える。しかも、どうしても描くときに手元ばかりを見てしまって、なかなか矛盾のない形にもっていけない。そういう意味で、すごく苦労したし、また、すごくいい勉強になったと思っています。
まあ、なにしろ、まだまだ道は遠いです。そんだけ伸び代があると思い込むことにしましょう。
ではでは、またいずれ。愚蛤庵主人でした。
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