まいど!愚蛤庵主人です。
今、Kindleで「私本太平記」(吉川英治)を読んでます。
なかなかに面白いです!
著作権が切れた本は、青空文庫でも読めますが、Kindleだと(お金は200円ほどで)全集が手に入ります。だもんで、速攻でポチりました。
吉川英治さんは、歴史小説中心に書かれている方ですけども、下調べを相当徹底的にやってらっしゃる。
もちろん読み物ですから、切った張ったの見せ場やら、恋の場面やらを織り交ぜてますけども、歴史小説の醍醐味は、読者が歴史の中に入り込むことですので、むつかしい史料を広げるよりも、物語として生き生きと書くことが肝要です。
彼は、そこんとこが絶妙にうまい!
秋の夜長を、そうやって過ごしておるわけです。
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で、今回はこの方を描きましたよ。
やしきたかじんさん。(クリックでびよ〜ん!)
歌もお上手な方でしたが、人間としてとても魅力的な方でした。
没後にいろいろ書かれたりして、私としてはとても悔しかったです。
亡くなった方を飯の種にされているような気がしたからです。
さらには、彼がもっていたテレビ番組も、ずいぶんと様変わりしてしまいました。
すごく残念です。
彼は「人を生かすことができる」人だったのでしょうね。
そんな気がします。
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精進を重ねてゆきます。
では、またいずれ。愚蛤庵主人でした。