まいど!愚蛤庵主人です。
子どものころのわたしにとって、「かっこよさ」っていうのは、
「強さ」と「正義」でできていました。
「強さ」っていうのは、それすなわち、ロボットであれば、そのガタイの大きさであり、装備の破壊力の大きさであり、特殊能力(必殺技)の突飛さであり、相手の攻撃にも耐える表面の素材の「言葉の響き」でした(とりあえず、カタカナで「それっぽく」書かれていればそれでよかった)。
人間であれば、肉体の強靭さ、パンチの破壊力、へこたれない精神力、それに正義。
外見が、別に渋〜い俳優さんでなくともよかったわけです。イケメンって、どんな麺?ってかんじでした(イケメンなんて言葉自体がなかった)。人生経験の豊富さなんて、わかるわけがなかったし。容姿がどうとか、服装がどうとかというのは、そもそも良し悪しの基準がよくわからなかった。
テレビで見るような「かっこよさ」は、シンプルに「強さ」「正義」を体現したものだったわけですが、その、子供のわたしが求める「かっこよさ」に、ある日突然「おもしろさ」というのが必須の要素として加わります。
(そういえば、教室の中で「かっこいい」とされる子どもは、腕っぷしの強さと正義感の強さに加えて、「面白さ」を備えたやつでもありました)
そんな、革命的発想を子どもたちにもたらしたのが、この方。
ジャッキー・チェンさん。(クリックでびよーん!)
息子と一緒に「酔拳」や「蛇拳」を見て、ともに楽しめるようになったことは、とても嬉しいことでした。ジャッキーの映画には、そういうよさもあります。
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精進を重ねてゆきます。
では、またいずれ。愚蛤庵主人でした。