まいど!愚蛤庵主人です。
冬季五輪は、日本からの出場選手が夏ほど多くない(世界でのトータルでみても、そもそも母集団が少ない)んですが、そのわりに、特に今回は、日本人選手のメダルの獲得数が過去最多だそうで、なんだかうれしくなります。
「日本のためにメダルを獲る」という気持ちで五輪に臨む人が案外少なかったのも、今回の特徴のひとつなんじゃないかと思います。
4年に一度の大舞台、国内でも選ばれた人しか出場できないような大会ではありますが、わたしの場合は、国籍を問わず、選手たちがベストを尽くせて、できれば望んだ結果を出せて、心から「出場してよかった」と思える大会であれば、それに越したことはないなぁ、と思っています。
ところが一方で、五輪に出場すると、選手に「国を背負ってるんだから勝て!」とかいう外野がそこらじゅうからわいて出てくるのも事実。
・・・勝手に国を背負わせんな!と思います。
とはいえ、わたしも、テレビで観戦しながら、気がつけばなんだかんだで日本人選手を応援しているし、できれば彼らに金メダルをとってほしいと思ったりもします。
なので、正直いえば、自分も人のことを言えた義理ではないので、われながら身勝手だなぁと思います。
選手からしてみれば(出場できなかった選手はもちろん)、「自分に都合のいいときだけ好きなこと言うな〜!」というのが正直なところじゃないですかね。想像ですが。
だって、必ずしもその競技で生活できてるわけじゃないですもん。
競技をやるために失ってる時間と金額はバカにならないですよ。
もちろん、競技に打ち込めば打ち込んだ分だけ、他のことを犠牲にしてますし。
競技をやることで得られるものも大きいとは思いますけども。
結果が出せてるほどの強豪選手はもちろん、そうでない選手だって、費用は基本自腹ですし、多くは働いて、そのなかから、競技のために時間とお金を捻出してます。
都合よく選手に国を背負わせてるひとは、選手の面倒をどんだけみてるんでしょうか。
甚だ疑問です。
ただ、メダルをとったからといって、それが全て「自分ひとりの手柄」ではないですけどね。いろいろな人のフォローをうけていますから。競技ができる環境があってはじめてできることでもあるので。
そのへんはさすがに、選手たちはやはり、よく理解していますね。
メディアからコメントを求められたとき、選手はみな、口々に感謝の気持ちを表します。
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で、ナガナガと書いて、なにを言いたいかというと、
「やりたいことに専念しようとしたら、生活を含めて、多くを犠牲にしないといけないし、その結果、成功できたとしても、その確率は極めてひくい」
ということです。
・・・世の中、やはり甘くはないどころか、非常に厳しいものがありますね。
「オレだって例外じゃない!」なんて言ってみたいものです。
・・・結局は自分のための言い訳かよ!
ははは〜(汗)
もちろん、応援してくれている家族や、支えてくれている人たちもいるし、いまの環境があることにも感謝しています。ありがとうございます。
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でもって、今回描いた方はこちら。
高木美帆さん。(クリックでびよーん!)
メダル獲得、おめでとうございます!
あとはパシュートですね。いい滑りができるよう願っています。
それにしても野性味がありますよね〜!
気合と根性で生きてるかんじがすごいです。
「根っからの体育会系!」という印象が強いです。
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精進を重ねてゆきます。
では、またいずれ。愚蛤庵主人でした。
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