まいど!愚蛤庵主人です。
きのうの暑さが一転して、雨のせいもあってか肌寒い1日です。
絵を描くか、じっと横になってるか、という、非常に健康上よろしくない生活をここしばらく送っているのですけれども。
なんででしょうね、描くことだけは続いてる。
きちんとした絵(そもそもそんなものは描いてないだろ!と言われればそのとおりなんですけど)を描けないまでも、なんやかんやと手だけは動かしております。
で、今日は。
安部公房の「砂の女」っていう小説、ご存知でしょうか。
読んだときにはけっこうショッキングでした。
不条理でしたねぇ。
ちょっと、フランツ・カフカとかぶる部分もあります。
「変身」しか読んだことないひとも多いかと思いますけど、ぜひ彼の作品群には触れて欲しいと思います。不条理なんだけど、考える所の多いものがたくさんあります。
とくに、「城」は好きなんですが、なにしろ未完なので、すごーく残念です。
完結させて欲しかった。
で、話を戻すと、「砂の女」を読んでから、高校生の頃だったかな、テレビで、映画化された「砂の女」をやってまして。
そりゃもう、すごかったです。
「原作を超えてる」とすら思いました。
主人公の「男」は、正直、全然記憶に残ってないんですが、「女」はどうしても頭から離れませんでした。すげー怖かった。
すごい女優さんだなぁ、と思っていたら、現在に至っても、存在感のあるすごい女優さんですね。
岸田今日子さん。(クリックでびよーん!)
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精進を重ねてゆきます。
では、またいずれ。愚蛤庵主人でした。
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